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ホモ・ゲイ・オカマキャラ×女性スレ

本スレURL:http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1248284681
1 :名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 02:44:41 ID:9VwB5h2n
ホモやゲイ、オカマなどと女性が絡むシチュエーションのスレです。

参考スレ(DAT落ち)
ホモキャラが女に誘惑されてしぶしぶ女とやるスレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1202661793/

2 :名無しさん@ピンキー:2009/07/23(木) 06:29:52 ID:TLF3Dqs/
   /__.))ノヽ
    .|ミ.l _  ._ i.)    
   (^'ミ/.´・ .〈・ リ     こ、これは>>1乙じゃなくてわしが育てたティムコなんだから
   .しi   r、_) |      変な勘違いしないでよね!
     |  `ニニ' /     
    ノ `ー―i´     
 / ̄    '   ̄ヽ
/   ,ィ -っ、    ヽ  
|  / 、__う人  ・,.y i   
|    /     ̄ | |  
ヽ、__ノ       |  |  
  |     。   | /  
  |  ヽ、_  _,ノ  丿
  |    ( 二二二二二二二二二 ̄ ̄ >    
  |    / ヽ   |          ̄>/
                    / /
                   /  <___/|
                   |______/

11 :名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 22:56:54 ID:OqY5dvHI
オカマと女 エロないよ。2レス

元・ライバル


「あ……あんの、バカーーーーーっ! うぉぉぉっ……! ひぐっ……」
「ちょっとは落ち着きなさいよ、アタシが泣かしてんのかと思われるじゃない」
大声で泣きじゃくる小柄な女と、それを小声でなだめる大柄な女、ではなく大柄なオカマが並んで
バーのカウンターに座っていた。周りの客はこの奇妙な二人連れと目を合わさないようにしていた。

この二人、さっきまで一人の男を巡ってのライバル関係だった。
しかし、その男が女を次々と騙し貢がせるロクデナシであることが発覚したので、
それぞれ仲良く片頬ずつ引っぱたいて縁を切ってきたところなのである。

「うおおおッ……うぐっ…………」
「アンタ意外と男らしい泣き方するのねぇ」
オカマは隣の女の背中に触れようと、手を伸ばした。
「せ、セリカさんはぐやじくないんですかッ?」
「え、アタシぃ?」
セリカと呼ばれたオカマはふと手を引っ込めて、天井を仰いだ。
「そうねェ、脈がないコトなんか最初っから分かってたようなモンだし……」
ノンケに迫ったってねぇ。そう言ってセリカは苦笑いした。
「でも『アタシを女だと思ってアンタも本気で来なさい』って、セリカさん……」
「よっくそんなコト覚えてるわね」
セリカは彼女をライバル認定してからの日々を思い返した。
この、ちっちゃなコは真面目だった。女のクセに、恋愛の駆け引きも知らなかった。
今だって、まっすぐすぎるが故に大きく傷ついているのだ。
だから……、好きな相手がいつの間にか変わっていたのかも知れない。

13 :名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 22:29:05 ID:G/72M5DK
>>11
あーこういうの好きだ!GJ!GJ!

21 :名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 21:34:00 ID:jZJpQ7Wd
>>11-12
GJ!続きが読みたい
できれば景が処女の設定で

79 :悠生ちゃんと私 中編 6/6 ◆K4f74q9XQ6 :2009/11/28(土) 07:03:56 ID:NnqU39AP
 でも、それを苦しいと思う暇なんてないぐらい、悠生ちゃんの口は私を気持ち良さでいっぱいにして。
 もう、何も考えられない。
「やぅ、あ、はあっ! ゆ、きちゃ…っ!」
 淫らな音と淫らな声。
 快楽に身を任せる私の視界は、いつしかぼんやりとした水の膜に覆われた。
「あ、ああ! だ、だめぇっ! いや…やあぁ――っ!」
 制止をかけようとする声は悲鳴にも似ていて、悠生ちゃんの指は激しく私の中を乱していく。
 その勢いに全身が大きく突っ張って、私は身体を孤にした。
 快楽の絶頂に息も絶え絶えな私を見下ろし、悠生ちゃんは指を引き抜きながら体を起こす。
 酸素を肺に送り込みつつ悠生ちゃんを見ると、蜜に濡れた唇をぺろりと舌で舐めながら、にんまりとした妖しい笑顔を浮かべていた。
「ゆ……きちゃん…」
 悠生ちゃんは、一端ソファから降りると、さっき取り出したゴムを手に取る。
 ズボンを脱ぎ捨てソファに戻った悠生ちゃんに、私はのろのろと身体を起こした。
「悠生ちゃん…?」
「あんま見んな。……恥ずかしいだろ」
 ボクサーパンツの前は膨れ上がっていて、ゴムの袋を破りながら悠生ちゃんは苦い笑み。
 わざと男言葉を使う悠生ちゃんに、思わず小さく笑いがこぼれた。
「貸して。付けたげる」
 私ばっかり気持ち良くなるのも悪いと思う。
 両手を差し出し悠生ちゃんを見ると、悠生ちゃんは少し戸惑ったようだけど、存外素直に私の手のひらにゴムを乗せた。
「お手柔らかに頼むわよ」
「ばか」
 肩の高さで両手をぴらぴらと掲げる悠生ちゃん。
 おどけた口調がおかしくて、つい笑い混じりに唇を尖らせてしまう。
 ゴムを取り出し左手に持った私は、右手で固く張りつめた悠生ちゃんのモノを包み込んだ。
 酷く熱くて、先走りのせいかじっとりと湿っている。
 優しく撫でながらボクサーパンツに手を掛けると、悠生ちゃんは私の頭を撫でながら、私の動きをさまたげないように腰を上げた。
 途端、雄々しいとも言える悠生ちゃんのモノが顔を出す。
 綺麗な顔に似合わないソレを思わず凝視してしまった私に、悠生ちゃんは眉を下げた。
「だから見ないでって」

 *****

今回はここまで

度重なる投下ミス、本当に申し訳ないorz
月曜までには後編を投下に参りますのでノシ

80 :名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 12:23:40 ID:rFJ/r9uQ
>>79
GJ!全裸で待ってるよー

133 :名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 01:13:00 ID:NqFFBF9V
体は男で心は完全に女、ただし男に興味ないガチレズの女っていうのはどっちになるんだろう

134 :名無しさん@ピンキー:2010/04/23(金) 23:43:32 ID:0rMyFkr7
>>133
オカマ&ホモであら不思議、って考えればありじゃないかと

1が望んだシチュではないかもしれないが、性倒錯した(肉体)男と女の子ってシチュだし

135 :名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 20:21:17 ID:OZCJ8FC7
>>133
スレタイ的にはずれてると思う
ただ個人的にはすごく読みたい

オカマ×男装少女の続きも読みたい、待ってます

136 :名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 17:50:20 ID:lPPQPGsE
>>135
>>133くらいのだったら、このスレで受け入れていいんじゃないかと
他に受け止めるようなスレもないしね

139 :名無しさん@ピンキー:2010/05/16(日) 23:45:59 ID:TruTYL1j
>>133
とのとはちょっと違うかな
>>138も違うかもだがまりあほりっく
てのがある意味
オカマ(?)と百合女
てのがある
まあもう個別にあるがな
スレチ覚悟で言ってみた

183 :長谷君と私 中編 7/7 ◆K4f74q9XQ6 :2010/08/02(月) 01:06:50 ID:s3IIzOwu
 ついばむような口付けを繰り返しながら否定した私に、長谷君は笑い含みの吐息を吐いた。
「気持ち良いよ、ここも」
 そう言って、蜜を絡めた指先を私のお尻へと潜り込ませる。
「ひ…っ」
 出すことはあっても受け入れることなんて無かったそこは、溢れる蜜のお陰か、いともあっさりと長谷君の指先を飲み込んだ。
「や、ああ……っ!」
「痛い?」
 痛みはない。むしろ、くにくにと指先が動かされるたびに、感じたことのない刺激が腰を伝って這い上がる。
「嫌?」
 嫌じゃない。気持ち良い。
 けど、上手く言葉にならなくて、私は必死に長谷君の首にすがりついた。
「あ、あっ、や……んん…っ!」
「気持ち良いんだ?」
「ん…っ、は……気持ち…い…」
 刺激されているのはお尻なのに、私のあそこからは絶えることなく蜜が溢れる。
 横抱きの姿勢のせいか、溢れた蜜は私のお尻を刺激する長谷君の指に絡まって、抜き差しされるたびにちゅぽちゅぽといやらしい音をたてていく。
「あん…っ……あ、は、はせく…っ」
 気持ち良い。
 頭だけじゃなく、体も何だかふわふわする。
 ゆっくりと抜き差しをする長谷君の指は、徐々に深さを増していく。
「感じてるんだ、お尻なのに」
 意地悪な言い方だけど、長谷君の声はひどく甘くて、私は声を上げながら頷いた。
「ん、気持ち、ぃのっ…お尻…っ、気持ち良い……!」
 こんな快感、知らない。たぶん長谷君じゃなかったら、こんな風に気持ち良くしてくれることなんて無かったと思う。
 あそこをいじられている時とは違う、鈍くて甘い感覚に、私は知らず腰を揺らしていた。
「遠山……素質あるかも」
「……え?」
 何のことだろう。
 長谷君の言葉の意味は分からないけど、それよりもお尻に与えられる刺激の方が強くて、その快感に私はその身を震わせた。
 軽くイった私の様子に、ちゅぽんっと指が引き抜かれる。
 それまで快感を与えられていたお尻も、蜜をこぼし続けていたあそこも、体の震えと同じぐらいひくひくしている。
 長谷君は私の唇にキスを落とすと、私のお尻で手に付いた蜜を拭って、私の背中にその手を潜り込ませた。

*****

今回は以上です

思った以上に長くなりそう
短く纏める才能が欲しい……

184 :名無しさん@ピンキー:2010/08/02(月) 07:04:18 ID:rR3tTIMO
>>183
GJ!後編も待ってます!

199 :長谷君と私 後編 13/13 ◆K4f74q9XQ6 :2010/08/04(水) 02:25:10 ID:Qs97UUir
「人聞きの悪い。計算じゃなく賭。どう転ぶかなんて、俺にも分からなかったんだから」
 いやいやいや、確かにそうかも知れないけど!
 だったら、見事に全部の賭に負けた私の立場はどうなるの!
 さっきまでの苦しい想いとは一転、私の中にわき起こるのは、長谷君に対する怒りなのか呆れなのか。
 だけど長谷君は、私の頭を撫でながら、悪びれた風もなく口を開いた。
「答えてよ。遠山は、俺のこと好き?」
 甘い声で囁く長谷君に、私は言葉を失って視線を逸らす。
 今となっては、もう抑えることも出来ないけれど。だけど、簡単に答えるのは癪に触る。
 だから。
「……梓って呼んでくれたら、答えてあげる」
 怒りか、照れか。顔を真っ赤にして唇を尖らせた私を見て、長谷君は喉の奥で小さな笑い声を上げた。

 その甘い声が、私の名前を呼ぶまであと少し――。

 ****

以上です
反応を頂けると、やっぱやる気が違いますwww

それでは、またどこかでノシ

200 :名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 09:35:28 ID:HdJcpL09
>>199
あーもうあーもう!!
GJ!

264 :名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 18:41:51 ID:aTzgs52P
まあ長引くのはしゃあないからな。

スレのテーマ的に、相手をまず性的な対象として
見られるようになる所からはじめんとならんし。

267 :名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 23:34:08 ID:0Z2AK8Eh
>>264のレス読んでちょっと気になったんだけど、
オカマっぽいヘテロ×女はありなのかな?

268 :名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 10:17:00 ID:dmgOZZUL
>>267
口調が女性っぽいとか服装仕草が女性っぽいとかわかるような記述があるなら自分はありだと思う


283 :名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 14:26:45 ID:JFZBH5fP
この板の制限は、容量は4096バイト、行数は60まで。
2ch全体の制限として、一行に256バイトまで。

284 :恋とはどんなものかしら:2010/11/22(月) 01:36:50 ID:XlaYxrkc
つづき投下。エロ無いんで(以下略

>>283
ありがと~。参考にする。

363 :2/2:2011/04/21(木) 17:11:07.02 ID:ltvEzItJ
秋は目尻を赤くしながらばしばしとテーブルを叩く。
その衝撃で落とされないように、私はシーザーサラダの皿を持って食べ続ける。
かららんと音を立ててマッコリの入っていたグラスが倒れるけれどももう空だ。
ぐすぐすと、秋は鼻を鳴らす。あー泣き始めた。
イケメンが泣く姿は目の保養になる。ただし好みの男に限る。

「一回ぐらいキスしてくれたっていいじゃん!」

秋は純情なのだ。
同じ男同士なんだから襲っちまえばいいのになーなんて思いながら私は鯵の塩焼きを咀嚼する。

「私だったら可愛い女の子だったら一回ぐらいならキスしてもいいかなー」
「それが普通だよー。だって一回だよ? 一回ぐらいならキスしたっていいじゃん。
それで俺は思い出になるし、相手は犬に噛まれたと思って忘れ……忘れられちゃうのかあ……」
「ベロでもなんでも突っ込んで忘れられないキスにしちゃえばー?」
「無理矢理なんてだめだろー」

純情かつ常識人なのだ。
同じゼミの女の子同士の会話だと、「酔って寝たとこを襲って既成事実作ればよくない?」なんて
恐ろしいことを話してることを考えると、すごく常識人だ。

「んじゃ私とキスしてみるー?」

ふと思いついたことを言えば、秋は赤くなった目を私に向けた。

「え、なんで?」
「そしたら男が男とキスする気分わかるんじゃないー?」
「あー、それそうかも」

同性っていうか、性的嗜好対象外とキスする気分?
私は上半身を伸ばして唇を突き出す。秋も、首を伸ばしてちゅっと唇を触れさせる。

「……んー、どうでもいい」
「たしかに。秋とキスしたっつっても秋はどうせ好みじゃないしなー」
「あ、それ酷いー」
「だって私ナイスガイじゃないしー?」
「たしかに俺も好みじゃないけどー」

あ、グラス空になった? と聞いて新しいお酒を注文するためにメニューを開く。
唇をぺろりと舐める。
どうしようもなく、私たちは友人であり、恋愛関係にはなれないのだということを最認識した。

「そういえばさー、うちの近所の図書館に良く来る紳士?なおじさまがいい感じなんだけどさあ」
「うわ、見てみたい。今日泊まってっていい?」
「私んち? いいけど客用ふとんあったかなー。毛布は一枚貸したげるけど」
「一緒に寝る?」
「図体でかいから嫌」


368 :名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 02:55:18.72 ID:SRGBkf1C
>>363
GJ!
ちょっとメソメソしてる男と、うんうんと聞きながらよく食べる女に吹いたw

381 :名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 14:14:48.42 ID:UMkkuPSv
おかま×女の漫画なら『りっちゃん(吉野マリ作)』オススメ。
同じ男を好きになったり
一緒に住んだり
子供できて結婚したり
おかま×女好きの夢がつまってる。

あとはマーメイドラインっていうオムニバス百合漫画の中におかま×女あり。
おかまは性自認は女、性嗜好も女だから精神的にはビアンという。

382 :名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 03:51:26.86 ID:EEJD+jai
>>381
ケータイ漫画でりっちゃん読んでみたけどすごくよかった!
ありがとう

390 :名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 19:14:48.86 ID:j8L7DF+O
フローリングの上でゴン、という派手な音をたてて、
ビリーの後頭部は床に打ち付けられた。
「いったあ・・・!ちょっとキャシー、何すんのよ!」
言葉遣いは女そのもの、けれども声質はとても女とは言えない、
文句の言葉がその男の口から飛び出した。
優に190はあろう長身、筋肉質の引き締められた身体。
形の良い輪郭が見て取れる、よく手入れされた丸刈りの頭。
今は化粧がされていない、整った顔立ち。
ビリー(本名ウィリアム)の今の姿は、可愛らしいパジャマと
派手な色の長い爪さえ視界に入れなければ、誰もが認める「いい男」だった。
ビリーが見上げる先には、全てが対照的とも言える少女が自分を睨んでいる。
小柄で、セミロングの茶色い髪。
少しクセのあるその毛先は、中途半端にかかったパーマのように内側にカールしている。
透き通るように白いその肌は、今は酒でみっともないくらいに真っ赤になっていた。
「・・・・・・」
キャシーことキャサリンが膝で一歩踏み出すと同時に、
酒類の空き缶がカラカラと机から落下する。
ビリーの頭の痛みがひいた頃には、キャシーはすでに腹の上に馬乗りになっていた。
「・・・ちょっと。飲みすぎじゃない?」
キャシーはその言葉にも答えることはせず、やはりビリーを睨み続けていた。
(…もう)
酒のせいで、視界が霞む。
(なんで)
それに加え、涙が浮かぶものだから余計に何も見えなくなる。
(なんで、こんな人好きになっちゃったんだろう)
輪郭線もしっかり捉えられない目の前のその人。
(よりによって、オカマの人なんか!!)


続かない

391 :名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 22:54:10.89 ID:RMytNC5s
>>390うわーGJ!
ガタイのいいオカマさんと小柄美少女の組み合わせは大好物です(^Q^)
是非酔った勢いで破廉恥な行為に走って欲しいw

392 :名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 23:08:41.48 ID:Zsr9Ojin
>>390
GJ!
でかいオカマと小さな女の子はたまらん
続きはまだか

393 :名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 09:48:59.67 ID:K2KXTG3u
>>390
GJ! 続けよぉぉぉ

396 :名無しさん@ピンキー:2011/09/23(金) 22:20:59.19 ID:GAoDEPbr
女→オカマの片思い
女視点、エロ無し、語り口調が気になる方はNGを

いま書いてるののパイロット版なので、気になる点があれば指摘お願いします


◇‥‥‥◇


「ただいまカナちゃーん。外暑いよー。熱の字の方が正解なくらいよー」
「お帰り、ミツル」
大学の夏期休暇を利用して親しい飲み仲間との京都旅行から帰ってきた同居人、ミツルの第一声は艶のない低い声だった。
綺麗に整えられた化粧は崩れていないが汗が気持ち悪いのか、スーツケースはそのまま、挨拶もそこそこに洗面所に駆け込んで化粧を落とす。
「ふう、さっぱりした‥‥ってこの部屋も暑くない?」
「アンタが居ない時はかけてないのよ」
マンションの家賃と光熱費、水道代はミツルと私の頭割りだ。独り冷房の恩恵を貪るのはしたくない。
エアコンのリモコンを操作して冷房を利かす。その間にミツルがスーツケースを開けて、洗濯物や土産を取り出す。
「はいカナちゃん、これお土産」
「‥‥何コレ」
スーツケースから出てきたお土産は、なんとも奇妙なものだった。
器の内側が玉虫色――晴れやかな緑色に黄金や朱の色彩が輝く、少し大きめの御猪口だ。器の外側が落ち着いた乳白色である所為で、少しミスマッチな印象を受ける。
「京紅よ。舞妓さんや江戸時代の女性がつけていた口紅」
「ああ、これが『紅』か」
紅花の花のエキスを凝集させた『紅』は斯様に輝くのか。
『紅』のことは知識としては蓄えていたが、実際に目にするのは初めてで、感動する。
「顔彩絵の具みたいに水で溶かせばいいのか?」
参考までにと使用方法を尋ねると、ミツルは薬指を『紅』の器にこすりつけ(自分用にもう一つ買ったようだ)
「こうやって湿らせた指で取って‥‥はい」
と私の唇に紅を乗せる。制止する暇もなく、下唇、上唇、もう一度下唇と、薬指で撫で上げる。
「あら、綺麗」
「ふ、筆でもいいだろ」
動揺を押し隠して私が指摘すると、ミツルは「そうねー」と暢気に首肯する。こやつめ。
「それで、旅行は楽しかった?」
「ええ! アヤサワさんも土壇場で参加決定したから緊張したけれど、もうすっごく楽しかった!」
旅行話に水を向けると、ミツルは薔薇の花が開くように笑った。好きな人が格好良かった、他の仲間に優しくて嫉妬した、あの人とあの人できてるよね、とのべつ幕無しに旅行の思い出を語る。
反対に、私の心は鈍色に沈む。
そもそも、ミツルが旅行に行くのだけでも心は穏やかではなかった。
無事の帰宅に安堵はするが、ミツルとミツルが片思いする人との旅行話を――ミツルがいかに彼の人を好きかと語る様に心は千々に乱れてしまう。
旅行話をしなければいいとは思っても、努めて良き同居人、姉貴分であろうとする義務感と、恋の終焉への怖れからつい尋ねてしまう。そして仄暗い安心感と引き替えに、痛苦に心を浸すことになる。

白状しよう。私はミツルが好きだ。体は男性で、心は女性のミツルが好きだ。
けれど、女の私よりも、ミツルをミツルが望む性で愛してくれる人の方がミツルにとってもいいと思う。
しかし、諦めきれない。

「‥‥この旅行で改めて分かったんだけど、やっぱりアヤサワさんのこと好きな人多いのね‥‥」
「諦めるのか?」
「嫌よ。諦めたくない」
か細い期待を押し隠して尋ねると、ミツルは決然と言い切る。
「こう言っちゃ悪いけど男前になったなあ‥‥。嘘。アンタは魅力的な女の子よ。‥‥応援してる」

――恋と諦めの狭間で、同居人の義務感は主人の如く私を制御し、いつしか言葉は空疎になっていった。
今の私に、真は無い。


(おわり)

397 :名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 19:58:55.54 ID:Pm6gM3yM
>>396
GJ!
完成心待ちにしてる!

402 :ケダモノと猫:2011/10/16(日) 02:56:09.60 ID:pBYcWlnv
なんちゃってファンタジー世界のバイなオカマと男装少女。
男装少女スレと迷ったけれど、とりあえずこちらへ。
逆ハーレム状態かもしれない。
続きたい。
エロ未到達ご容赦ください。

 物心ついたときから、とかく美しい物に惹かれる性分であった。
 姉のドレス。母の宝石。香水の瓶に繊細な飴細工。
 それらの物に興味を示した幼いカディに、同じように幼かった姉は面白がって化粧を施し、
自分のドレスを着せて人形のように可愛がった。
 けれどそれら全ての物に、自分は指の一本も触れてはいけないのだと知ったのは、カディが
七つを迎えて間の無くの頃だった。
 海軍の士官として長く航海に出ていた父が家に戻り、姉のドレスを纏ったカディを見たときの
憎悪にも似たその顔を、今も忘れることは無い。
 血が出るほど殴られたことよりも、姉のドレスを破り剥がれ、水桶に顔を突っ込まれて化粧を
剥がされた屈辱の方が、今尚カディの心に深く暗く根付いていた。

「おいカマ、何物思いにふけってんだ。仕事中だぞ」
 冬である。
 窓に踊る紳士淑女のきらびやかなドレスを茂みの中から眺めていると、上空から罵声が飛んだ。
カディは苛立ちに眉を吊り上げ、木の上に立つ相棒を睨み上げる。
「そっちこそ、あたしに見とれてる暇があったらちゃんと見張ってなさいよ。ったく、要人警護の
お仕事だって言うから期待してたのに、寒空の下茂みで警備だなんて! ろくでもないったら
ありゃしないわ」
「近衛騎士団の仕事つっても、下っ端の傭兵がやることなんて泥臭いもんさ。嫌ならそのカマ言葉
直して、お父様の膝元に泣きつくんだな。そうすりゃあの中で美味い飯食って、高尚なご歓談に
興じられるってもんだぜ」
 突き放すような粗雑な口調であったが、歯に衣着せぬ物言いはいっそ清々しくすら感じられる。
カディは短く鼻を鳴らし、マントの前をかきあわせた。
「じょーだん。今更のこのこ戻ったら、剣のさびにされちゃうわ」
「だったら文句言わずに見張って――おい、今何か動いたぞ!」
 なに、とが聞き返すより前に、木の上からすとんと影が落ちてきて、そのまま林の奥へと飛び込
んでいってしまう。カディは一瞬ぽかんと闇の向うを見つめ、慌てて相棒の背中を追いかけた。
「ちょっとカッツェ! 待ちなさいよこの馬鹿! どうしてあんたっていつもそう――!」
 ぎゃう、と茂みの奥で短い悲鳴が上がった。カディが潅木をかきわけてカンテラをかざすと、
黒ずくめの男が肩を押さえて草の上でもんどりうっている。
「いつもそう、勇敢で有能なのかって?」
 もがく男の背を踏みつけ、ロープを片手に不遜な笑みを浮かべたのは、まだ年端も行かぬ少年だった。
カディは表情を険しくし、腰に挿したナイフを一本引き抜いた。
「どうしていつもそう――」
 言葉尻を鋭く切って、カディは少年めがけて真っ直ぐにナイフを投げ付けた。――と、難なく避けた
少年のすぐ背後で、何者かが低く呻いてその場に倒れ付す。
「身勝手で迂闊なのかしらって言おうと思ったのよ、馬鹿カッツェ!」
「ありゃ……もう一人いたか」
 言って、少年はぺろりと舌を出す。
「ありゃ、じゃないわよ! 何か見つけたらちゃんとあたしを待ちなさいって、何度言ったらわかるわけ!? 
何のために組んでると思ってんのよ!」
「俺が突っ込んでお前が補佐するため」
「ええそうよ。ちゃんとお互いの行動を相談した上でね!」
「相談してたら敵が逃げるだろ?」
「で、突っ込んだ先に敵がうじゃうじゃいたらどうするのよ!」
「逃げる!」
 堂々と胸をはるカッツェの自信に満ちたその姿に、カディは頭を抱えた。これが若さという物か、
カッツェは始終こんな調子である。
 ともかく賊徒と思しき連中を縛り上げ、カディはその場をカッツェに任せて茂みを抜け、見張りに向けて
カンテラを振り上げた。
 憲兵が駆けつけると共に周囲がざわめきだし、次いで警笛が鳴り響く。
「な、カディ」
 捉えた男二人を憲兵に引渡し、カッツェはにわかに浮き足立った森を見渡して目だけでちらと
カディを見上げた。

407 :名無しさん@ピンキー:2011/10/17(月) 20:02:45.41 ID:wmuXGdBi
>>402-406
読みやすい文章で続き読みたい!

男装少女スレでもいけそうだけど
男性がオカマでバイだから人を選ぶ気がするのでこっちでいい気がする

投下先に悩んだらQ&Aスレで聞いてみるのもありかと

Q&Aはここ!エロパロ板総合質問スレッド7
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1261999123/

413 :名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 13:31:10.76 ID:29IkBAG2
保守がてら一筆
エロ無し、そもそも恋愛に至ってない(ほんのり意識?)
難があればNGを




晩秋。紅葉が彩るとある都市のとある部屋。友達同士のオカマと女。

「ん~‥‥」
「ペディキュアって、今の時期靴で隠れちゃうわよ?」
「自己満足。バイト先で禁止なんだけど、良い色だし塗りたいんだ」
「そう。でも塗るの大変そうね」
「膝が邪魔で見づらくて」
「じゃ、貸して。塗ったげる」

それでオカマが足下に傅いて作業し始めるけど
「ああ、爪以外ももうちょっと気を使いましょうよ」
「く、くすぐったい」
「くすぐったがりね。止める?」
「‥‥我慢するから、続けて」
とフットマッサージを手始めにねりねりフットケアされて、ネイルカラー塗られて乾燥待ちの頃には気が気でない女と、爪の仕上がりに大満足なオカマ。

「‥‥(立て膝じゃなくて別の姿勢なら一人でできたよね)‥‥」
「時間が空いてたら、次も私がしようか?」
「‥‥お願い」

作業中の顔が格好良くて、もっと見たいと思ったのは女の秘密。
フットマッサージ中の女の顔に、何故かぞくっときたのはオカマの秘密。


414 :名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 10:10:37.62 ID:bo8nDN3b
>>413
よし保守続きを書くんだ

自分的にはこのスレは何かこういうイメージがある
以下失恋中のイケメンオカマとそれを性的にもなぐさめる関係になった女性。女性上位

「なんでっなんでよぅっあんたなんかっ」
「うん…」
「あんたなんかあたしをぎゅって抱きしめてくれるわけでもないしっ」
「うん…」
「あたしの奥をガンガン突いてくれるわけでもないしっ」
「うん…」
「あんたなんかっっ」
「でも私もあなたのことが好きだよ」
「っ…!」
「好きだよ…」
「……なんで、なんでぇ」
「好き…」
「なんでっ…なんで、なんでこんなに気持ちいいのぉっ?指入れられてるだけなのにっ
あぅっだめっあたしおかしいっおかしいのっ…だって前、なんで前がこんなにおかしいの?」
「おかしくなっていいよ。変じゃないよ」
「いや、いやぁっ」
「大丈夫だから、前も気持ちよくなろ…?」
「ああ、もう、もうだめ……前、前、包んで……」
「うん」
「あっああんっ…」
「あ…っ…おっきい…」
「っ…もう、なんで、なんでっ…もうあたし、あんたじゃなきゃダメな体になっちゃったわよぅっ」
「うん、ありがとう」
「なによ、なによっあんたなんか嫌いよっ大ッキライよっ!!」
「うん、知ってる。
でも私はあなたのことが好きだよ。大好きだよ」
「あ、う…っ…だめ、もうだめ、あたしイッちゃう…あ、あたし、あんたでイッちゃうぅ…」
「いいよ。いっていいよ」
「やだ、やだぁ…ああだめっもうダメっだめぇ…イク、イッちゃうっ…ああぁぁあああっ!!」

オカマ的にはレズってる気持ちになるのかな。知ってる人いたら教えてくれ

415 :名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 19:35:33.29 ID:EtUoI2Ez
>>413
こういうの好きだ
続きを書いてもいいのよ?

>>414
こちらもGJ
個人的にはオカマ×女性って、異性愛可能な自分への気付きだと思ってたから
レズな気分とかは考えたことなかったな
科学的に脳が女性な男だったら、レズっちゃってる気持ちになるんだろうか?

416 :名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 00:08:08.86 ID:HXJrIkO4
>>414
414もGJ!
乱れてるオカマに対して淡々としてる女が、何か逆に情熱を感じる

肉体の性が男で心の性が女、性的嗜好が女の人はレズだという意識があるらしい
異性装の同性愛者をオカマと考えた場合は415の感じじゃないかな? でもこっちの意味でのオカマの場合はよく知らん
このスレの>>25-26あたりで「ホモ×女は無理じゃ」「オカマ×女の方が無理じゃね?」という話も出たので、オカマという言葉は結構曖昧な言葉だと思う


で、ネタが降って来たので>>413の続き
たぶん414と415の一押し無かったら無理だった
相変わらずエロ無し。



「その格好、面接? 男装って珍し‥‥ネクタイがアクロバティックだよ」
「中学高校と詰め襟だったし、ネクタイは苦手なのよ。窮屈で嫌になるったら」
「‥‥ネクタイ貸して。結んであげる」
「できるの?」
「あたしの高校、男女共通でブレザーにネクタイだったから。キミもきちんと出来るようになったら彼氏のネクタイ結ぶってこともできるんじゃない?」
「教えて」
「OK」
 意気揚々とネクタイを受け取って向かい合ってネクタイを結ぼうとするけれど、自分の首に結ぶのと、他人の首に結ぶのとじゃ違う。直ぐに壁に突き当たることになる。
「‥‥ちょっと座って」
「座ったけど‥‥なんで背後に回るのよ」
「大口叩いたけど、視点が同じじゃないと無理みたい。脇の下から腕失礼ー」
 そうして後ろからネクタイを結びにかかると、自然と後ろから抱きつく姿勢になる。
 女から漂う香りを心地良く感じるオカマ。
 意外と体格しっかりしてるんだな、と思いつつネクタイを結びにかかる女。
「ここに通して、巻いて、こうして、こうやって」
「‥‥ねえ」
「はい、完了――」
 ここで思い出してみよう。視点がだいたい同じになるように、後ろから抱きつくような姿勢で、ネクタイを結んでいた訳だ。当然、顔の位置は近くなるので、その状態で顔を向けあうと――
「‥‥ばかああああ!」
「事故だから! 事故だから! ノーカウントだから落ち着いて!」
 キスしてもおかしくないのだ。

 その場は事故だから気にしないことで一致した。
 けれど、女はオカマとキスしてからずっとドキドキしてることに、戸惑ってる。
 オカマは女の唇の柔らかさが、ずっと頭にちらついてる。

「友達なのに、な」
 本当に?

424 :名無しさん@ピンキー:2011/12/08(木) 23:59:20.77 ID:XnYgHwJU
>>413>>416の続き
オカマ×女、オカマ視点、女は後半にちょっと
ネタが降ったら書いてるので、前と矛盾する箇所もあるかもしれないけど容赦して戴きたく
NGはIDで



 クリスマスを目の前にして彼氏と別れた。
 別れる予感はあった。会話が途切れた時の空気を重苦しく感じたり、電話しても留守録に繋がる頻度が増えたり、誘ってもベッドインしなくなったり。心が離れているような不安があった。
 でも、そんな不安は二人でクリスマスを過ごせば解消すると思っていた。


「クリスマスに向けてムードを盛り上げようと彼氏の部屋へ遊びに行ったら、くずかごに使用済みのスキンを発見した時の気分を十文字以内で答えて下さい。‥‥ふざけんなー!」
 オカマがバンとちゃぶ台を叩いた衝撃で、空のビール缶がからころと転げ落ちる。自宅アパートで独り騒いでいれば隣室の者が注意に来そうだが、隣室と下の階の住人は不在が常なので、独り酒を咎める者は誰もいない。
 酔態のオカマを見つめているのは、聞き役のように向かいへ置かれた酒買い狸の置物だけ。
「蓋無しのMサイズのレジ袋が丁度良いくらいのにポーンとよ、ポーンと。そのくせ誤魔化そうとするから余計に腹が立って‥‥平手打ちしたけどまだ大人しいくらいよね?」
 同意を求めるように置物の黒々とした目を覗き込んで、そのまま空しそうにちゃぶ台に突っ伏す。
「‥‥やっぱり本物の女の子の方が良いっていうの?」
 別れを告げてそのまま彼氏の部屋を飛び出したものの、何故別の女性と浮気に至ったのか聞きそびれていた。その所為か、妄想が思い浮かんではジワジワとコンプレックスを刺激して、消え入ってしまいたくなる。
 オカマの目に、紙ケースに入ったままの缶ビールが映る。吐き気と寒気がする今の状態でもう一本飲めば健康に関わるが、意識があること自体が厭わしくて、酒精を拒む本能を押さえつけてケースに手を伸ばす。
 それを遮るように携帯が唸りを上げた。女からのメールだった。
『月きれいだよ!』
 添付ファイルもついているが、携帯の解像度ではまったく分からない。
 仕方なくのろのろと窓辺へ這いカーテンを開けると、月が煌々と輝いていた。
 都市の灯りに負けぬように地を照らす月はとても美しくて、オカマは暫く胸のわだかまりを忘れて見つめていた。
 妙に冴え冴えとしたとした気分のまま、女に電話をかける。二度目のコール音の後に出た女は、少し陽気だった。
《月見た? 綺麗だよね》
「うん‥‥教えてくれてありがとう。でも、どうしてメールを?」
《綺麗な月なんだから誰かに教えたいじゃない。独り月見もつまらないし。でも、反応してくれて嬉しかった》
 女の少し甘えたような声音に、オカマも甘えたくなってしまう。
 だから、発作的に言ってしまった。
「ねえ、クリスマスかイブ会えない?」


※ちなみに今年12月10日は皆既月食が見られます。次に国内で見られる月食は三年後。晴れねえかな


425 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 05:52:15.46 ID:kgoN8lnI
>>424
乙GJ!!
タイムリーに季節ものだから一層萌える。続きに期待!
10日晴れるといいね

448 :名無しさん@ピンキー:2012/01/23(月) 23:44:50.90 ID:GDdWa5eH
>>447
そんなことないぞー。
向こうのニューハーフさんも様々だし、
アンドレイ・ペジックみたいな女性よりきれいな男性もいるよ。
まああの人は半陰陽なだけで心は男らしいからちょっと違うか。

個人的に、外見がどう見ても男なのに心は女ってのも萌え要素だけどw
なんにせよwktk

449 :名無しさん@ピンキー:2012/01/24(火) 02:04:23.71 ID:2NHe4EM8
>>448
アンドレイ・ペジックを知らなかったから検索してみたけど、
世の中にはあんなに綺麗な人がいるんだね……写真見て本気でびっくりした。特に上半身裸の写真がすごいw
ともあれこれでやっと、長いこと頭の中に居座ってたガタイのいいオネエ系からチェンジできるよ
教えてくれてありがとう

493 :オカマスター:2012/05/30(水) 16:03:41.57 ID:/EoIaGQ7
エロなしですが、オカマ×女
過去の神作品に触発されて初投稿

ネオン煌めく賑やかな大通りを抜け、一本小路に入った裏通り
真夜中の静けさの中ひっそりと佇む看板にはBarの文字が刻まれていた。
店内にはジャズが流れ、クラシカルな内装のカウンターには一人のバーテンが頬杖をついて客と酒を酌み交わしていた。
傾けたグラスの中で炭酸の泡が踊る。
「えぇ?あの子辞めちゃったのぉー!?」
飲めない酒を舐めるように飲んでは時間を潰していた環希はその顔に落胆の色を浮かべ、カウンターに突っ伏した。
彼のために巻いてきた髪が虚しく木目の上に投げ出される。
バーテンは慣れた様子でそれを見守り、慣れた手つきで彼女が持つグラスをひょいと奪い取った。
グラスの淵ギリギリまで揺れた液体は零れ落ちる手前で平行を保たれテーブルの上に避難させられていた。
半分以上入ったままのカクテルが照明の明かりを受けて美しく輝く。
ぶつぶつと文句を口にする環希の頭上にふっ影が落ちた。
カウンターを挟み環希の前に立つバーテンがそっとその頭に触れたのだ。
その手は暫し無言のまま彼女を慰めるように優しく髪を撫でていく 。
「まぁ、今回は残念だったわね」
「うぅ、マスターぁ・・・慰めてくれるの?」
「いい線いってると思ったんだけど…アンタさぁ、がっつき過ぎなのよ」
骨張った指の先にはゴージャスなネイルが施されていた。
頬紅の付いた頬に手を当て、重たげな付け睫がバサバサと羽ばたく。

497 :名無しさん@ピンキー:2012/05/31(木) 13:09:45.18 ID:kXlbw98H
>>493
GJ!めちゃめちゃ萌えた
この続きでエロありも読みたい

499 :名無しさん@ピンキー:2012/06/01(金) 02:26:04.32 ID:ekapQfXh
ホモかオカマが女の子を好きになって「お前のせいでこうなったんだ責任とれ」っていう理不尽なのとかかわいいと思う

500 :名無しさん@ピンキー:2012/06/02(土) 00:59:39.31 ID:C2L/SLfR
>>499
いいねー
やっぱその人だから好きになったっていうのが
丁寧に描写してあると嬉しい
このスレはほんとに良作品多いなー

501 :名無しさん@ピンキー:2012/06/02(土) 03:15:53.84 ID:GzKcnjb0
>>500
>やっぱその人だから好きになったっていうのが
>丁寧に描写してあると嬉しい

はげどう!
それまでは男が好きだったけど、彼女だから……っていう特別視するような心情・展開が大好きだ
その過程でも悶々と悩んだり葛藤とかあったり
たまらん

534 :4年越しのエチュード:2012/06/27(水) 23:59:21.81 ID:R1nX5jTy
「時間はこれからいくらでもあるんだから…ゆっくり進めていこう?」
ちゅっと瞼に口付けを落とされる。
反論を挟む隙を与えないとばかりにいいこいいこと頭を撫でられてしまった。
このコンボはさすがに破壊力抜群だ。
「そうかな…早くしないと先生おじさんになっちゃうよ?」
「えっ…そ、そうか…そうかな?困ったな、まったく杏ちゃんは厳しいね」
「でも私はどんな先生でも好きだから問題ないんだけどね」
なんて大人ぶった事を言いながら先生に抱きついた。
これで少しはドギマギしてみろ。
最近の女子高生は積極的なんだから!
「…あっ」
「どうかしたの?先生…あっ」
見ると先生の下腹部は再びお腹にくっつきそうな程膨張していた。
慌ててシーツ を掴んで隠そうとしているけれど、それじゃ余計目立ってるよ先生。
白いテントはひどく滑稽で、抑えていた笑みは噴出すように転げ出てしまった。
「そ、そんなに可笑しいかな…その、ごめん」
「ねぇ、やっぱり今日する?」
「えっ!?ダメだよ、今言ったばかりなのに…前言撤回だなんて…
 あぁ…恥ずかしいところばかり君に見せてる気がする…情けない…」
先生は唇を噛み締めて吐息を漏らした。
耳まで赤くなったその仕草が可愛くて、色っぽくて、ドキドキして、今すぐ抱きしめたくなってしまう。
「ふふっ、先生ってなんだかいじめたくなるね?」
「もう…君には敵わないなぁ…」

ねぇ、先生
いつか先生の手で、私を子供じゃなくしてね?
約束だよ…?



end

結局致す前の前戯で終わってしまいました
スレ活性化を願って投下終了!
長々とお邪魔しましたー

政略結婚も書き上げたら投下しにやって参りたいと思います

535 :名無しさん@ピンキー:2012/06/28(木) 01:38:00.79 ID:39PPkv0U
>>534乙です!文章がとても読みやすくて素敵でした~!
杏ちゃんと先生の2人が可愛くってしょうがない。素敵な萌えをありがとうございます!
スレが活性化するといいな…!

556 :名無しさん@ピンキー:2012/08/06(月) 22:42:02.67 ID:odUDKi80
保守がてら会話文のみ投下
苦手な人はスルーしてください
・妹(ブラコン)→兄(ノンケ)←友人(ゲイ)


「あぁ~暑い暑い暑いっ!」
「…うっさい」
「なんでこの部屋にはクーラーがないんだよ!って言うかなんでアキトの部屋におまえしかいないんだよ!」
「仕方ないじゃない。お兄ちゃん、今夏期講習行ってるんだから」
「なっ…!?夏期講習?そんな話、俺は聞いてない」
「面倒くさいから教えなかったんじゃな~い?」
「んな訳ねぇだろ、俺とアキトは唯一無二の親友だぜ?」
「と、思ってるのはケイスケだけなのでした。あーかわいそっ」
「…っだー!!だーかーらぁ、んな訳ねぇって言ってんだろーがっ!可愛くない女」
「ねぇ、さっきから気になってるんだけどそのビニール袋、何?」
「…って、無視かよ。まぁいいや。これか?これはなぁ、アキトが好きなアイスだ」
「ふーん…このままじゃ溶けちゃうね、私が食べてあげようか」
「はぁ?!」
「うちの冷凍庫、お母さんが目一杯詰め込むから入れておく場所ないよ?溶けたらもったいないじゃん」
「…っく、それならしゃーねぇな。ほらよ」
「ありがと」

558 :名無しさん@ピンキー:2012/08/12(日) 00:52:28.90 ID:ir//AyLY
>>556-557
GJ!
YOU、新しい扉開けちゃいなYO!


ところで、こんな良作揃いのスレを埋もれさせるのはもったいないので、
エロパロ板SS保管庫さんに収録をお願いしようと思うのですが、どうでしょうか。
住人の皆様の意見をお伺いしたい。

559 :名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 16:23:42.00 ID:Crg0t8Cu
>>558
私は賛成!

それにしてもこのスレ過疎り過ぎだろ
最近はテレビで普通に『オカマ』を見かけるようになり、どうも二次的イメージがなぁ…
個人的にはアンジェのオリヴィエやふし遊の柳宿みたいな粋なオカマ(今で言うとこの女装家?)が好きなんだが、最近はめっきりこういうオカマキャラに会えない
時代遅れなんかな

560 :名無しさん@ピンキー:2012/08/16(木) 17:27:53.81 ID:DIoWYhgp
>>558
良いと思う!
良作揃いで良いスレだよね
職人さんいつもありがとう

563 :名無しさん@ピンキー:2012/08/21(火) 21:55:37.58 ID:jJBWSuoE
このスレにタイバニのオカマ×女の子で萌えてるって話がちらほら出てたので
594から http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1303224044/584-684

タイバニを知らずに読んでも、良いオカマ×女の子だったと思う

565 :名無しさん@ピンキー:2012/08/22(水) 11:09:29.49 ID:9RUlvM4r
>>563
焔薔薇よかったよー
誘導ありがとう
自分はタイバニ見てたクチだから容易に二人のやりとりが想像できてニヤニヤしてしまった

大人なオカマと表面上ツンケンしてて、でも根は素直な女の子の組み合わせも素敵だ!

566 :558:2012/08/26(日) 00:20:12.83 ID:37r7eVJe
>>559-560
レスありがとうございます

では、なるべく早く、保管庫の管理人さんに収録依頼をしてまいります

570 :558:2012/10/14(日) 00:39:20.44 ID:rUzPRT4w
SS保管庫に収蔵していただきました。
次スレ移行の際は、>>1に明記してくださると助かります。

http://green.ribbon.to/~eroparo/
ENTER→オリジナル・シチュエーション系の部屋 22号室

579 :413保守の続き(1/3):2012/11/27(火) 10:41:38.91 ID:l3nFIhEP
>>413>>416>>424>>440の続き
オカマ×女で女視点
エロは次回の予定だけど、次回が一年後にならないようにがんばる
駄目な人はNGを


 振り返るとオカマが居た。
「クリスマスに外出すると死ぬと言ってたひとが何で居るのよ」
「電車乗る前にメール寄越したでしょう? 久しぶりだから、迷うかと思って」
 だから、とオカマが微笑む。迷う前提か、と文句を言いたいところだが事実見当違いなところに向かいかけた手前、文句も喉で詰まる。
「じゃ、行きましょ」
 オカマはそう言ってケーキの箱を女の手から取り、空いている手を繋いで先導するように歩き出す。
「子どもじゃないんだから」
 口では悪態を吐くけれど、せっかくオカマから繋いでくれた手をふりほどくのは惜しくて離せない。
 沈黙を保ったまま、横目でオカマの様子を伺う。
 この寒い日にロングスカートとセーターの上は薄手のコート一枚だけで待っていたというのは気がかりだが、手が冷え切っていないのだからキチンと時刻表を見て丁度のタイミングで来たのだろう。
 長い髪はきちんと纏めているし、顔の手入れに抜かりはない。つまり当たり前の事に気を遣う余裕があるということだ。
 見た目から復調の要素を読み取っていると、不意にオカマと目が合った。
「今日は来てくれてありがとう」
「いいんだよ。それで調子はどう?」
「まあ、あれから随分経ってるから。私物の片付けも済んで、気持ちの整理もついたところ」
 大丈夫よ、とオカマがはにかんだように笑った。
 落ち着いた様子に理性の重石が軽くなったのを感じながら、女は平静を装って悪戯っぽく呟く。
「ならあたしが来なくても良かったんじゃ」
「嫌よ、寂しくて死んじゃう」
「嘘。今日は甘えさせてやる」
 女の憎まれ口を真に受けて不安げに眉をハの字にするオカマが可愛らしくも哀れで、女は労るように身を寄せた。
 大丈夫とは言っていても、まだ失恋の傷は癒えてないのだろう。『失恋の傷を慰める』――今日来た理由を再確認して、理性の重石を意識する。
 そうしている内にオカマの住むアパートが見えたので、二人はごく自然にお喋りを止めて、替わりに足を速めた。
 冬の寒い街路でお互いの手だけを熱源にお喋りするよりも、温かい部屋で美味しい料理を肴にのんびり語らいたいというのが二人の共通認識だった。あとお腹が減っていた。

未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/11/29 02:01
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