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【神父】男性聖職者の官能小説2【僧侶・神主】

本スレURL:http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1301805818
1 :名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 13:43:38.75 ID:KKKbRrzf
牧師、修道士、宮司、お坊さん、神官、教祖様etc.

神に仕える聖なる男性を題材に小説を書きましょう。
オリジナルでも二次創作でも、純愛物でも陵辱物でも何でもOK。
ただし801は禁止です。

■過去スレ
【神父・牧師】男性聖職者の官能小説【僧侶・神主】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1258773186/

■関連スレ
【シスター・尼僧】聖なる女の小説3【巫女・神官】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1242637172/

3 :名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 13:53:30.80 ID:WF+ACC8N
>>1-2

ありがとう

6 :名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 10:29:33.13 ID:+s3Pn6I4
>>1


7 :名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 19:27:43.81 ID:TmYGqtWt
新スレにも一応貼っておく。
総合保管庫に依頼を出してきた。

2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/

連絡用スレッド その2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/2051/1267493594/


8 :名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 20:37:00.35 ID:AxT7Z6p2
>>7
乙です

前スレではだいぶ後で保管庫収録の了承を取ったけど、
これから新たにSS投下してくれる職人さんには
できれば投下時(後)に可否の意思表示もしてもらったほうがいいのかな

71 :名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 00:01:11.57 ID:Oiubv/9L
ベタベタなシチュだが告解室でえちーというものを書こうかと思ったものの
実際映画で見かけるだけなんで、中の設備の名称などわかるWebページ知りませんか?

72 :名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 00:19:43.50 ID:PzMWEsjr
>>71
特別な名称があるほどの設備ってあるのかな?>告解室の中
「告解室」でぐぐると内部の写真もいっぱい出てくるけど、
極端なのだと格子窓付きのついたてだけとか、そんな感じだし
ボックス型でも、神父が腰掛ける椅子くらいの簡素な造りがほとんどじゃないかな
ポイントは「ひと1人分くらいの狭さ」と「格子窓」くらいかと

73 :名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 21:36:58.49 ID:V5I5KiOE
>>72
はやっ。ありがとー今読みました
椅子の他に足置き、荷物台、聖書でも置いてあるのかと思ってたけどそんなことはなさそうなのか
細けぇことは気にすんな!の心意気でのぞみたいと思います

74 :名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 23:58:53.86 ID:rDeAPu1w
>>73
凄く好みのシチュです
激しく期待

80 :名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/20(月) 17:12:42.27 ID:9nzjWT0W
未亡人×神父とか需要ありますか?

83 :名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/20(月) 23:13:04.27 ID:IqgOt8k2
>>80
少なくとも私には需要ありまくりです

85 :保守小ネタ:2011/07/01(金) 10:34:32.97 ID:MhUpFpC1
■キツネ娘の悪戯■

昔々あるお寺に、師家の信任も厚い立派なお坊さまがいました。
ある日のこと。
お坊さまは老師から深刻な相談を受けました。
近ごろ、若い雲水たちをたぶらかし、精気を奪う悪い妖怪が出没するというのです。
精気を抜き取られても死には至りませんが、体力を回復するのに時間がかかります。
このままでは修行に身が入りません。

お坊さまは犯人に心当たりがありました。

数日後。
厨(くりや)中にスパーン、スパーン、と叩打音が響いています。
「――やらぁ! お坊ちゃんがうちをいぢめる! あ~ん、あ~ん……」
叩打音に童女の泣き喚く悲鳴が重なります。

お坊さまの読みはみごと当たりました。
予想通り、犯人はあの幼い狐のあやかしだったのです。
年ごろの別嬪な娘さんに化け、雲水たちに悪戯三昧していたのです。

大好物の油揚げにまんまとおびき寄せられたキツネ娘は、
台所に盗みに入ったところを、お坊さまに捕獲されたのでした。
今は厳しいお仕置きを受けている最中です。

丸出しのプリンッとしたおしりを、お坊さまの大きな手が打ちすえます。
「雲水たちに悪さばかりするのは止めなさい!」
「いたい、痛いよっ、皮むける! おちり叩かないでぇ」
打たれるたび、こんがり狐色の耳としっぽがピーンと突っ張って反応します。
キツネ娘の小ぶりなおしりは、見る見ると赤くなりました。

「こんにゃろー、離せやいっ! くそぼうず!」
キツネ娘は悪態をつき、かかえ上げられている男の太股の上でジタバタ暴れます。
暴れると、ますます強く押さえ付けられてしまいます。

「うち、悪くないやい! だって、人間の精気たべないと、
 おなかペッタンコになって死んじゃう。それに、
 おはげちゃんたち、すぐひっかかるんだもん」
「雲水たちに隙があったのは確かだ。……私の監督不行き届きでもある」
高く振り上げた腕を止め、お坊さまは苦く言いました。

――相手に出来た隙を、キツネ娘が見逃すはずがありません。
身軽にくるりと体を回し、お坊さまの膝の上に座り直します。

涙に濡れた瞳を上目遣いにしながら、お坊さまの首に腕を回します。
キツネ娘の澄んだ瞳に見上げられると、たとえ仏道にある男でも、
金縛りにあったように体が動きません。
「……ねえ、精気ちょうらい。お坊ちゃんの精気が一番おいちい。
 もう、ほかの人間にはいたずらしないから」
お坊さまの顔を抱き寄せ、口を食み精気を吸いあげると、そっと囁きます。

102 :名無しさん@ピンキー:2011/07/04(月) 05:18:07.10 ID:bEK4dtQC
>>85-86
お尻ぺんぺん(*´Д`)ハァハァ

>>89-100
GJ
好きな設定だ

119 :名無しさん@ピンキー:2011/07/31(日) 17:24:56.31 ID:2be7gg0W
「いけませんそのようなことっ」
「いいじゃない、こうするととっても気持ちいいのよ?」
「わ、わたしは神に捧げた身で…っ」
「じゃあ神さまにお願いするわ。神さまー、今日一日神父さまをわたしにくださーい」
「そ、そんな」
「それじゃ神父さま、今夜はいっぱい気持ちよくなろ?」
「あ、あああ、か、神よ、わたしは、わ、わたし……あっー」

とかいう展開を誰か書いてくれ

120 :名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 01:46:10.94 ID:sTwZA4Xd
>>119
そういう展開大好物です

神父に想いを抱くシスターが押し倒すバージョンでもいけるな
その場合は罪悪感を抱きながら肉欲に負けたことを二人とも後ですげえ後悔して欲しい

121 :名無しさん@ピンキー:2011/08/03(水) 04:24:33.50 ID:CK/QH+wt
>>120
「神父さま、お慕いしております……」

シスターは神父に抱きついた。

「いけませんシスター。このようなことは」

神父は優しい手つきで離れようとする。それを察してかシスターはより一層強く抱きついた。

「罪深きこととはわかっております。ですがどうか、どうか今夜だけはおそばにいさせてください…っ」
「神はあなたに何とおっしゃっていますか?」
「神は……」

「神は私に何も教えてくださいません。私にお声をかけてくださるのは神父さまだけです…」
「シスター……」
「神父さま、どうか……っ」

シスターは神父を押し倒した。

「シスター、いけませんシスター、おやめなさい、だめですそんな、あっ…」

~~~

「神父さま……申し訳、ございません……っ」

神父の腕の中でシスターは小さく震えている。そんなシスターを神父は愛おしげに見つめた。

「いいのですシスター。本当は私も、あなたを憎からず思っていました」
「神父さま……」
「大丈夫ですよ、怖くはありません。二人でともに、神の裁きを受けましょう……」

神父はシスターを優しく抱きしめた。

こんな感じ?つか肝心なシーンが抜けた。誰かほんとに書いてくれ

122 :名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 01:39:21.22 ID:wFf0OHXK
>>121
萌えた…!

125 :神父×娼婦(?):2011/08/07(日) 03:54:29.45 ID:rTFh9zoc
若き神父はそろそろ礼拝堂を閉めようと鍵の束とランプを携えて、扉を開けて建物の中に入った。
月明かりが差し込むだけの礼拝堂に、人影が一つ見えた。
真ん中あたりの列のベンチに腰かけ、まっすぐに正面の祭壇を見つめているようである。
「誰?」
ランプを掲げて声をかけると、人影はゆっくりとこちらを振り向く。
「神父さま」
静かに発した声には聞き覚えがあった。
「きみか」
村はずれの娼館で働いている娘だった。
遠くの町から売られてきた娘で、この教会の熱心な信者だった。
ブルネットの髪をいつもきっちりとお下げに結い、首元までブラウスのボタンを嵌めた姿からは、とても春を売って生きているようには見えなかった。
「何かあったの?」
神父が尋ねると、娘は首を横に振った。
「いいえ、何もありません。今日は夜だけ休みをもらえたので、静かな場所でひとりになりたくて。でも、そんな場所、ここくらいしか思いつかなかったんです」
「そうか。もう閉めようかと思っていたんだが、それならば、ゆっくりしていきなさい」
そう言って、外へ出ようしたところを呼びとめられた。
「いっしょにいて下さいませんか?」
「ひとりになりたかったんだろう?」
「やっぱり、ひとりは寂しいです。お嫌でなければ、少し隣にいていただけませんか?」
娼婦とは思えないほど可憐で意地らしく暮らしている娘を、神父は普段から憎からず思っていた。
もちろん、それはこの娘と情を通じたいというようなものではない。
娼婦のような仕事をしていることを普段から懺悔し、熱心に教会に通っている彼女の支えになりたいと思っていた。
おそらく満足に食事を与えられていないだろう彼女に、パンやスープや果物を分け与えることもあった。
そんな娘に一緒にいたいと言われ、断れるはずもなかった。
「私でいいのなら」
隣に腰かけると、石鹸の匂いが漂ってきた。ここに来る前に、身を清めてきたのだろう。
「もちろんです。ありがとうございます」
薄暗い中、娘の瞳が月明かりを反射してきらきらと輝いていた。
日々のつらい暮らしのなかで、彼女はどうしてこんなにも清らかでいられるのだろうかと、神父はこの娘を崇拝したいような気持に襲われた。
「君を見ていると、自分が恥ずかしくなるよ」
思わず口にしてしまった言葉に、娘は恥ずかしそうにうつむいた。
「そんな…わたしなど…」
それきり言葉が途切れ、沈黙が流れたが、不思議と気まずいものではなかった。
暗い聖堂の中で、隣で静かに目を閉じて座っている娘の穏やかな息遣いを感じているだけで、心が癒されるようだった。


134 :名無しさん@ピンキー:2011/08/10(水) 23:47:17.46 ID:nMDHKq5y
>>125
すげえ。GJすぎる

137 :名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 15:17:50.15 ID:g5+BD8Wm
>>125
マジGJ

138 :名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 23:50:34.54 ID:aYC/+l+D
>>125
グッジョブ!!
ある意味恋のキューピッドでいいことしたなサキュバスw
サキュバスが娘に化けていただけなら
神父さんだけが町を去って娘涙目だっただろうし

146 :名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 17:58:43.59 ID:najLRBOa
>>145
>オリジナルでも二次創作でも、純愛物でも陵辱物でも何でもOK。
>ただし801は禁止です。

とあるから、良いと思うよ
ただ元ネタ知らない人もいるかも知れないから、投下するときに
簡単な(原作ゲームでの)設定紹介とかしてくれると嬉しいかも

148 :名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 20:38:02.19 ID:d6OFM1Of
>>146
ありがとう、投下するときには設定紹介するようにするよ
ただ一部個人解釈も入ってるからイメージを損ねさせてしまう可能性があるのが何とも

>>147
もちあの神父さんも出すよ!(プロビナ神父のことだよね?)
ただ本当に強引な個人解釈を入れてるんで全員悲しい系にはならない予定
申し訳ない


聞いておいてすぐ投下できないのも申し訳ないので構想ネタだけ
元ネタ知ってる人も知らない人も、こんな感じのキャラを書いてく予定なのでどうぞよろしく
というかめちゃめちゃ遅筆なのでピンと来た人がいたらむしろ代わりに書いて下さい

158 :王女の十字架 ◆/4N8SeEZKA :2011/09/02(金) 20:51:09.85 ID:0B9v/afE
〈1〉幼友達

 その国の都には、王宮のほど近くに、外観こそ簡素で目立たないが、人々の素朴な崇敬を
集める小さな聖堂があった。
 時には王族も祈りに訪れることがあるというその聖堂に、あるとき、神学校を出て間もない
一人の神父が赴任してきた。その優秀さゆえに将来を期待されての配属だったが、彼にとっては
都での生活は、実は不本意だった。
 ――果たしてこの都で、心穏やかな信仰生活を送れるだろうか。
 若き神父の不安にはそれ相応の理由があった。そして彼が危惧したとおり、彼の心は着任
直後から掻き乱されることになる――。

 穏やかなある昼下がりのこと。その聖堂に隣接する司祭館の応接室では、静謐な祈りの場には
やや不似合いな、若い女性の華やかな声が響いている。
「――それでね、父上ったら本当に優柔不断で……もう、ガツンと拒絶してやればいいのに!」
「姫様、またそのお話ですか」
 テーブル越しに応対している若い神父は、穏やかながらもうんざりした様子で言った。彼の
そんな態度に、「姫様」と呼ばれたその女性はムッとした顔で突っ掛かる。
「なによ、迷える子羊の悩みを聞くのも神父様の大事なお仕事でしょう?」
「……とても悩める子羊には見えませんが」
「どういう意味よ!」
 神父はやれやれとため息をついた。
 ちょうどお茶のおかわりを持って応接室の扉を開けた家政婦が面食らった顔をしたので、
神父は目配せと軽い手振りで「なんでもありませんよ」と合図した。家政婦も「ああ、いつもの
ことですね」と目配せで答えた。神父たちから見れば母親のような歳の家政婦は、この来客の
威勢の良さに、愛しい娘を見守るような暖かさをもって苦笑した。
 神父は、家政婦が出て行った後の扉を横目で見ながら、
「彼女も、麗しの姫君と讃えられる我が国の王女様が、まさかこんなじゃじゃ馬だとは思って
 いなかったでしょうねえ……」
と、聞こえよがしにつぶやいた。
「失礼ね」
 そう言うと、王女は急に背筋をしゃんと伸ばして居住まいを正し、先ほどまでとはうって
変わった上品な口調で、
「ご心配なく、神父様。然るべき場面では、王家の一員として然るべく、きちんと振る舞って
 ご覧に入れますから」
と優雅に微笑んでみせた。その姿は紛れもなく、気品溢れる高貴な姫君だった。
「……確かに、そのようですね」
 国王の愛娘、エレーナ姫。溌剌とした二十歳の王女は、その美貌もあって、民衆からの
人気も高い。宮廷詩人が「琥珀色の波」と讃えた髪は美しく編み込まれ、きれいな形の眉は
その意志の強さを伺わせる。ハシバミ色の瞳は生き生きと輝き、頬には健康的にうっすらと
赤みが差している。次から次へと言葉を紡ぎ出す唇は、紅もささないのに、桜桃のように
艶々と赤い。今日は聖堂の訪問に相応しく、首元まで襟の詰まった地味な暗い色のドレスだが、
それがいっそう彼女の肌の白さを際立たせている。
 そのまぶしさに、神父は思わず目をそらした。
「でね、さっきの話なんだけど」
 またいつもの調子に戻ってしまった。 
 王女は気安く話してくれるが、中には王室の内情や外交関係に絡んだ話も少なくなかった。
最近は隣国と緊張関係にあり、王女の話もそれに関係するものが増えていた。彼女が話す内容は
国家機密でこそ無いが、一介の神父が政治や外交の問題に首を突っ込んで良いものではない。
そう思って、いつも同じことを繰り返し諭して聞かせる。
「陛下にもお考えがあってのことでしょう。いろいろと不穏なご時世ですからね。ですが、
 なにがあろうと、お父上を悪く言うのは感心しませんね」
「……はぁい、わかりましたー、神父さまー」
 王女はわざと幼い生徒のような口調で返事した。神父はそれを淡々と受け流す。
「結構。従順は美徳です」
「……本当に、神父様みたいなことを言うのね」
「実際に神父ですから」
 神父の冷静なツッコミを無視して、王女は感心したように言う。
「でもまさか本当に神父様になっちゃうなんてねえ。あなたは子供の頃から利発だったし、
 父上にも気に入られていたから、宮廷勤めも不可能じゃなかったでしょうに。それか、
 そのまま学問を極めて、学者先生にでもなるかと思っていたわ」

169 :名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 13:22:08.50 ID:lImqpFgg
>>158-164
投下乙
これは萌える神父様
お姫様との恋に期待

>>157
奇怪噺 花咲一休か
頭を布で隠してる時点で駄目だな
せっかくのハゲが台無し

172 : ◆/4N8SeEZKA :2011/09/06(火) 02:55:53.05 ID:3dI1kPMb
>>158-163の続きを投下します
ほぼエロ無し萌えパート(作者基準)です、すみません

196 : ◆/4N8SeEZKA :2011/09/10(土) 01:12:26.79 ID:9ixjrS/e
GJや続きwktkと言ってくださった方、ありがとうございました
推敲ばかりしているとかえって投下の踏ん切りが付かなくなるものだなあと痛感

>>158-163,>>173-176の続きを、連投できる範囲で投下します

203 : ◆/4N8SeEZKA :2011/09/10(土) 01:22:29.17 ID:9ixjrS/e
あああああ
>>202でタイトル外すの忘れた orz
失礼しました

208 :名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 18:39:01.47 ID:7G7gyMae
>>203

ハラハラする展開だ

215 : ◆/4N8SeEZKA :2011/09/14(水) 01:11:43.86 ID:DEowQmsS
>>158-163,>>173-176,>>197-201の続きを投下します
もしかしたら、しばらく投下に来られなくなるかもしれないのですが、
エロ無しパートで途切れたままの生殺しはあんまりだろうと、
連投できるところまで投下します

222 : ◆/4N8SeEZKA :2011/09/14(水) 01:16:34.67 ID:DEowQmsS
今回はここまで
週末までに投下に来られなかったら、しばらく間が空いてしまうかもしれません
あらかじめお詫びしておきます

223 :名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 04:34:40.79 ID:timbFhuF
>>222
乙。てか乙。てかすごい乙。
ご無理のない範囲での次の投下をお待ちしております。

256 : ◆90ulypMKU1vr :2011/10/05(水) 23:09:55.98 ID:jx3A6gVV
書き始めた頃は「こんな感じのハリウッド版一休さんが観たい」と思ってました。
そのため皆川亮二っぽいトンデモアメリカンな印象を目指したのですが、結果的に本文がカオスなことにw

以下は半分真面目な妄想。
一休さんレベルの世界に誇れる大哲学者だったら、DNAとかRNAなどの科学用語が誕生するずっと以前に、
「生命は遺伝情報の乗り物であり、生命は遺伝情報の指示に従って生殖行為をおこなう」
という思想に辿り着いててもおかしくなかったかも。
作中の説法にある「あらゆる生き物はまぐわうために生まれてきた」という部分は、この思想を当時の高僧っぽくアレンジしたもの。

ではお目汚し失礼しました。

259 :名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 16:40:04.04 ID:zTfqfST5
>>256
何この溢れるセンスwGJ!

260 :名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 17:48:31.94 ID:ZEiC+BMC
>>256
GGGGGGJっす!
こういうのもっと読みたいね。
ピカレスク僧侶ロマンみたいな。

272 :名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 13:48:44.14 ID:2kAz9XWV
女のスレにも書いたけど牧師って話題に出ないんだな

やっぱり神父との違いがわからん人がほとんどだからか

273 :名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 14:22:30.12 ID:REHEIL/j
>>272
聖職者好きって多分ストイックさとか聖性がツボなんだと思うけど、
牧師よりも神父の方がそういうイメージ強いからじゃないかな
神父は結婚もできないから禁断の愛とかやりやすい

牧師は牧師で親しみ易さがあって良いと思うけどね

284 : ◆/4N8SeEZKA :2011/11/11(金) 00:28:05.17 ID:ubmY67h8
>>158-163,>>173-176,>>197-201,>>216-221の続きを投下します。
完結、7レス予定。

292 : ◆/4N8SeEZKA :2011/11/11(金) 00:47:46.62 ID:ubmY67h8
「王女の十字架」は以上です。
諸事情でしばらく投下に来られず、失礼しました。
やっと投下できてホッとしています。それでは。

296 :名無しさん@ピンキー:2011/11/11(金) 05:06:51.06 ID:jX0HVfBh
>>292
投下お疲れさま
楽しく読ませて貰った
また書いてくれると嬉しい
GJ

306 :保守小ネタ:2011/12/06(火) 14:24:54.49 ID:EF6avOGb
――次に目を覚ますと、彼は心地よい香気に包まれていました。
女のたおやかな白い手が、柔らかく坊主頭を撫でています。
お坊さまは、知らない誰かに膝枕をされていました。

驚いて見上げると、頭上には菩薩の笑みが咲いていました。
「いらっしゃい、会いたかったわ。私のかわいい人」
お坊さまに膝を貸していたのは、一人の妖婦でした。
焦げ色の狐耳とたっぷりした尻尾を持ち、瀟洒な着物に身を包んでいます。
……周囲は、漆黒の闇に塗り込められていました。
ただ天女のごとき女が佇んでいるのみ。
一目見て、お坊さまは悟ります。
彼女こそキツネ娘の本来の有り様なのだと。

ここはキツネ娘の“中”の世界。
お坊さまは異形に取り込まれてしまったのです。
自分の形貌を確かめると、お坊さまは若々しい青年の肉体になっていました。
まるでキツネ娘と出会った頃のような。

「約束通り、二人の子供を作りましょう」
囁くと、妖婦――キツネ娘は股ぐらをまさぐり、魔羅を取り出して扱き始めました。
今までキツネ娘の誘いにけっして応じず、お坊さまはただの一度も女人と交わりませんでした。
戒律を守り、甘美な女体の味も知らず……生涯純潔を貫いたのです。
それはキツネ娘を焦れさせました。
お坊さまを想い、時には手淫に耽ることもありました。
ずっと、お坊さまの赤ん坊が欲しかったのです。
出来ることなら番いになりたかったのです。

湧き上がる劣情と蠢く細い手を制止し、お坊さまは大らかに笑い掛けました。
「……台所はどこかな? 何でも好きな物を作ってあげよう」
その言葉を聞いた途端。
キツネ娘の身の丈がしゅるしゅると縮み、こじんまりとした童女に戻りました。
同時に辺りの闇がさっと晴れ、替わりに鮮やかな一面の花畑が現れます。

元気に飛び跳ね、勢いよく抱きつくキツネ娘。
「お坊ちゃぁん!」
お坊さまは彼女を軽々と抱き上げ、肩車をしてやりました。
「だいどこは、あっち! 熱々のおいなりがいいっ」
花園の果てを指差し、キツネ娘は台所へと案内します。
「はげはげ☆」
肩に跨ってつるつる頭を撫でながら、キャッキャと大喜びです。
「大成功! 大成功! お坊ちゃんはうちのモンだい! やったね☆」

そう、二人は結魂しました。
キツネ娘の長年の夢が、みごと成就したのです。
これからも、永遠に共に生きてゆけるのです。

めでたし、めでたし。
(-ノ-)/Ωチーン……合掌( ̄人 ̄)ナムナム

312 :名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 23:39:08.26 ID:B9Ec9Lmc
>>306
遅まきながら、GJ!
翻弄されつつも最後まで墜ちない坊さんてのもいいね~
色気より食い気になっちゃうキツネ娘もかわいいのう

しかし「結魂」の語を見てガラスの仮面と北斗の拳を思い出した自分てばorz

>>311
森ガール山ガールが森好き山好きの女の子だから
寺ガールも寺好きの女の子かと思ったら、寺の娘なのかー

353 :名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 19:22:25.45 ID:XLArby6z
>>351
「不倫は文化なり」といった女からしちゃ、そりゃものたりなかっただろうな…
けどフランス王はそのあとも二度の結婚してるし、性格とか淡白さにあるんだろうな





354 :名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 23:23:40.52 ID:8MBWlq7Y
>>353
当時の教会の教えに忠実だとしたら、快楽は求めちゃいけない、
夫婦の営みは子作りのためだけ、セックスしちゃいけない曜日や期間も守りましょう、だからねえ
ルイ7世がアリエノールと離婚後に二度結婚したのも、
授かるのは女子ばかりで跡継ぎの男子が生まれずに王妃が亡くなったからだし、
ルイ7世にとっては「嫡子を得るための義務としてのセックス」だったんじゃないかな~
修道院育ちとしてはそれが真面目で正しいあり方なんだけどさw
11歳年下の王子と再婚できるようなアリエノールにとっては、さぞかし不満だったろうね

356 :名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 00:01:18.16 ID:5RJd6Ksd
>>354
先生、何曜日はセックスしちゃいけないんですか?

357 :名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 00:17:16.03 ID:/Rguqfii
>>356
日・水・金・土はダメ
四旬節(復活祭の46日前~前日)、復活祭(イースター)、
降誕節(12月25日から1月6日の直後の日曜まで)、聖霊降臨祭、祭日・斎日もダメ
妻の生理中、授乳中もダメ
ある歴史家の計算によれば、一年に44回、月あたり4回くらいしか性交解禁日がないとかw

358 :名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 00:29:23.55 ID:eGtvRrst
>>357
あざっす、勉強になりますw
休みの日は大人しくしてなきゃダメ、セクロスなんてもっての外なんすね
しかし性交解禁日ってすごい言い回しだなあ

359 :名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 00:45:07.01 ID:/Rguqfii
>>358
昔のカトリックでは
日曜=主日(キリスト復活の曜日)、ミサの曜日
水曜=大斎日(今は「灰の水曜日」のみ)
金曜=大斎日(キリストが磔になった曜日。肉食を避ける習慣が今も残る)
土曜=安息日
という宗教的意味づけがあるので、その観点から
「そんな曜日に性交なんてとんでもない」って発想なんだろうな~と
休みの日と言うより、神様やキリストに思いをはせる日にはダメ!ってことなんだろうね

361 :名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 22:50:00.46 ID:NAinQHAF
禁じられたベストセラー っていう中世フランスの悪書についての本を読んでたら
修道士がイロイロする小説の抜粋が載っててとても…原典が読みたい…

373 :名無しさん@ピンキー:2012/05/05(土) 22:41:14.60 ID:3TfrSAQl
本屋で見かけた「恋するエクソシスト」読んだ人いる?
パラパラ中を見たら、絵は綺麗だったけど

374 :名無しさん@ピンキー:2012/05/06(日) 00:51:41.49 ID:OBG8jtZ7
>>373
読んでないけど、公式サイトの煽り文句、

>姉の代わりに出演したテレビの心霊番組で、イタリア人エクソシストのジャンに突然プロポーズをされた刻子。
>初対面なのにいったいなぜ? しかも神父は結婚できないはずなのに!
>つきまとうジャンをどうにか撒いてその日は無事に帰宅したものの、なんと次の 日、校門で待ち伏せされていて……!?
>美形でアニメオタクなエクソシストと、霊感女子高生の除霊ラブコメディ!

エクソシスト=神父が結婚できないってのはちゃんと牧師との誤解無く押さえてるけど、
神父がテレビ番組で公開プロポーズっていう「ツカミ」は、どうなんだろう
速攻でスキャンダル&破門騒動になると思うんだけど、もしかしてそういう伏線だったりするのかね?
読んでないのでなんともわからんけど

379 :名無しさん@ピンキー:2012/05/31(木) 12:07:47.60 ID:mxJX9d5L
童貞喪失シーンを見たくて「薔薇の名前」借りたんだが
爺さん同士のキスシーンにポカーンとなったわ

380 :名無しさん@ピンキー:2012/06/03(日) 08:35:21.75 ID:D8HAGdMQ
ホモ系だったのかwそりゃポカーンともなるわ

もし女に興味がないわけじゃなくてむしろものすごく興味があって抑えることができなくて
けど女だと確実に罪になるし男なら悪ふざけをしてるだけで肉の快楽を求めてるわけじゃないとか
無理やり自分に言い聞かせて男に走るほどどうしようもなくなってる神父がいたとしたら

そういう神父こそ一度女に触れちゃったら罪悪感に見舞われながらも貪ってしまうんだろうなと
個人的には若気の至り的な神父よりももう長いこと神父やってる爺さんのほうが好きなシチュだ
最近見た動画で挿入時に「神よ。神よ」って悶えてた神父がいたけどああいう感じなのかなと

381 :名無しさん@ピンキー:2012/06/03(日) 11:25:19.30 ID:xIffJDX6
>>379
「薔薇の名前」には、童貞喪失ネタもあるけど、
(ネタバレ気味になるけど)最大の鍵はホモ要素だからな
神父にとって、確かに女犯は罪だけど、
同性愛は神父も平信徒も等しく罪だから、より思重いタブーなんだろうね

384 :名無しさん@ピンキー:2012/06/03(日) 12:50:29.77 ID:D8HAGdMQ
あ、ごめん、もし>>380へのレスも含まれてたらちょっと誤解があるかも
「薔薇の名前」とは直接関係ない話だったんだ

神父にとって女に手を出すのは妊娠とか処女喪失とか体裁とかいろいろ目に見えた弊害が出てくるけど
男なら当人同士が隠してれば隠せるから目に見えた弊害はない(と錯覚する)
>>380は同性愛者が云々じゃなくて同性愛という認識や自覚すらない衝動的な行為って意味で言ったんだ

実際にそういう理由で同性愛ととれる行為をしてしまう神父がいるかどうかはわからないけど
もしいたなら本当は女に触れたいだけに歯止めが利かなくなるんだろうなーと
「薔薇の名前」のレスを見てふとそんなことを思っただけだったんだ

385 :名無しさん@ピンキー:2012/06/03(日) 15:06:08.75 ID:xIffJDX6
>>384
>同性愛という認識や自覚すらない衝動的な行為
というのは、性行為未満という感じで言ってるのかな?

伝統的なキリスト教社会の場合、幼い頃から性的快楽は罪であると教え込まれていて
例えば男の子なら自分の性器を弄るのは罪だとか教会で教え込まれるらしいよ
(まあ実際に守るかどうかは別として…だから懺悔で許してもらうわけだけどw)

だから実際に目に見える弊害以前に、性的行為やそういう快楽を求める心理がタブーであるという意識は、
神父は平信徒以上に強いんじゃないかなあ
それこそ聖書も読み込んでいるわけで、同性愛がタブーと言うことを知らないはずはないし
相手が男性にしろ女性にしろ、「衝動的な性欲」そのものへの罪悪感は存在すると思うんだが

タブーって、より強いタブーでハードルが高いからこそ、その一線を越えてしまったときには
余計に歯止めがきかなくなって、のめり込みそうな気がする
背徳ゆえに、倒錯した性愛は一度のめり込んだらそこから逃れるのが難しそうだ

390 :名無しさん@ピンキー:2012/06/20(水) 00:41:50.84 ID:6GO/DiN1
>>361
直接的・・・ではないんだけど
岩波から出てる「愛の往復書簡」という本は
中世フランスの修道士と、修道女の往復書簡をまとめた本です。
その修道女のほうが「私はあなた(修道士)とのエロエロ生活が忘れられないの」と綴り
修道士のほうは「確かに、お前んとこの修道院の食堂の床で、人がいないときにやったよね、
でもそういうの忘れようぜ」と返事をしている、ものすごい本w
「アベラールとエロイーズ」って聞いたことありませんか。wikiで見て、よかったら読んでみて。
30男が16歳の乙女とやっちゃう、っていうあたりからどうかって感じなんだけどw


大学がカトリック系だったので
神父様がけっこう先生だったりして、それなりに見たんだけど
若い神父様は、まだ男の人の部分があるんだよね。
かわいいなあと思うけど、たいがいものすごくシャイなので話しづらくて困るw

391 :名無しさん@ピンキー:2012/06/20(水) 01:02:12.82 ID:bdrT3w9j
>>390
学者先生が20歳以上年下の教え子とデキちゃって、責任取って秘密結婚
(当時、神学者は独身でないと信用されなかったから)
いろいろゴタゴタがあって、学者先生は妻を修道院に避難させたんだけど、
それに怒った妻の保護者が学者先生を襲ってナニを切るという復讐を決行
妻はそのまま修道女に、学者先生も修道士に
そしてその2人の間に交わされた赤裸々な愛の書簡が、名文ゆえに後世まで伝えられることに
…という話だっけ

ナニを失った後のアベラールはそういう欲望も遠ざけられて楽だったろうけど
女盛りに愛する人と引き離されて、書簡で愛の苦悩を綴っても
そもそもの元凶である夫に「エロエロ生活はもう忘れようぜ」と突き放されるエロイーズカワイソス

392 :名無しさん@ピンキー:2012/06/21(木) 19:44:45.66 ID:xymajz9q
>>391
そう、それです。
ただ、アベラールは神学者ではなく弁証法の学者だったので
結婚は構わないんだけど、ただ「なんか結婚とかすると、クールじゃなくね?」みたいな
バカな考え方で結婚したがらなかったのですねw

あと、切られたのはチンコではなくタマです。
だからその後の生涯を、アベラールはハイパー賢者タイムで過ごすことになった。
なので「エロエロ生活に戻りたいよう」「まだ私を愛していると言って」というエロイーズに
彼はものすごく冷たい。たいていの男が、女に投げる言葉はセックスのためゆえであるのに
アベラールはセックスという目的がないから。

私はこのアベラールが嫌いw

394 :名無しさん@ピンキー:2012/06/24(日) 21:06:25.35 ID:x0tpW5GO
まあ詳しくは知らないから偉そうな事は言えないけど
トラブったらタマ切り落としにくるような家族持ちの女とは
もう関わり合いになりたくないよ思うよw
返事書いてあげるだけ優しいってww

396 :名無しさん@ピンキー:2012/06/26(火) 00:51:17.30 ID:G98Lyf+T
>>394
読んでみると、きっとその感想は変わるはずw

「玉切られた」というのがインパクトありすぎなのよね・・・
もともと、アベラールは弁証学の学者でブイブイ言わせてて
パトロンとして、「姪に勉強教えてくんね」と、とあるパリの大金持ち商人に雇われます。
この商人はフュルベールといい、エロイーズの保護者であり叔父でもありました。
つまり、アベラールは「パトロンの姪で自分の生徒に手を出した」のねw

で、子供作っちゃって、「やっべ、バレたらマジ殺されるわw」と
アベラールはエロイーズを自分の故郷に連れていき、出産させた。
ところが賢く美しいエロイーズはとっても有名人。だからその妊娠も世間に知られてしまっていた。
激怒ですよ、叔父さんは。

とはいえ、そこは収めたのだけど(秘儀・産んじゃった結婚w)
その後もあれこれあって、またフュルベールを怒らせたアベラールは
その怒りを怖れて、エロイーズを彼女の育った修道院に突っ込み、自分も他の修道院に避難する。
ですが当時は「妻を修道院にいれる」というのは、離婚の意思しかないと思われていたんですね。
フュルベールにしたら、我が子のように慈しんだエロイーズを傷物にされて、離婚したがってるなんて
絶対アベラール許すまじ!です。だから金玉を切り落とした。

ちなみに、「愛の」(どこがよ)往復書簡は、12通あります。
そのうち5通まで(厳密には2~5通め)が二人の物語なの。
5通めのアベラールからエロイーズへの手紙を読んだエロイーズは、静かに絶望して
6通めで「わかりました。もうあなたに愛を問いたりしません」とだけ言って
あとはずっと修道院の経営について、いろんなことを訊ね、教えを乞うだけになりました。
(当時エロイーズは、アベラールが理想に燃えてた頃、作ってほったらかしていた
とある修道院の再建に努め、院長として経営していました。
なので、院の些末な決まりから何から、設立者と運営者の事務連絡とか
諸項目の確認とか、そういうつまんないことばっかりが6~12通の内容です。
例えば「昼食前の祈りは、よくある恵みに感謝する祈りの他に、聖マリアへの祈りも付け足すべきでしょうか」
「したほうがいいですね」みたいな感じね。)

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